【産業カウンセリングの現場から】第20回 自信失う相談者を支援

2012.03.15 【安全スタッフ】
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否定を繰り返される現実

 2003年よりハローワークの相談員として入職し、10年目になります。10歳代から70歳代の老若男女、さまざまな状況や価値観をお持ちの方々が厳しい労働市場のなかでも再就職をされていく様子を間近で見られるとともに共有し喜べる仕事に感謝しています。ハローワークを利用される多くの方は、失業者であり経済的ストレスや心理的ストレスなど多くのストレスを抱えている方が多いと感じます。

 社会的な所属意識が安心につながる傾向の高い日本人として、離職状態は大きなストレスの原因になることが大変大きい期間であり、非日常の状態に置かれます。そのなかで、離職期間が長くなり、必死に動けば動くほど迷路に入り込んで長いトンネルの中で苦しんでいる方に大勢お会いします。

 まずは、お話してくださることをひたすら聴き、他者の気持ちは知り尽くせないという限界を感じながら支援を続けています。…

執筆:新宿公共職業安定所 就職支援ナビゲーター 秋本 久美子

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平成24年3月15日第2158号 掲載

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