【短期集中講座 リスクアセスメントを見直そう】中の巻 危険事象をとらえる

2012.02.15 【安全スタッフ】
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第3 具体的な進め方(リスクの見積り・リスクの評価・低減措置)

1.リスクの見積り

(1)特定した危険源からどれくらいのリスクがあるかを見積る。

 この作業には、表1のようなリスク見積り・評価表を作成すると便利である。リスクの見積りを行う場合は、予想される災害のストーリーを描くことが不可欠である。本稿では表1のように、リスクの見積りを「重大性」と「可能性」の積算した合計ポイントで表しているが、これに頻度を加えているもの、加算式のものなど、リスクの見積り方法は多種多様である。

(2)予想される災害のストーリーの描き方

 特定された危険源は「災害に至るまでの予測されるストーリー」を明らかにする。

 なお、「~するとき(作業)、~したので(危険源・危険事象)、~になる(災害の型)」と表現するとよい。特に高所での作業では、ここで「バランス」を崩した場合に、①墜落するか、②ケガの程度、③その可能性を考えると分かりやすい。

執筆:みなとみらい労働法務事務所 所長 菊一 功

前回はこちら↓
【リスクアセスメントを見直そう】上の巻 危険源のチェックリスト作成

次回はこちら↓
【短期集中講座 リスクアセスメントを見直そう】下の巻 上手に取り組むポイント

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平成24年2月15日第2156号 掲載

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