建設業・現場所長へ心の健康対策を助言 建災防が窓口設置

2016.07.31 【安全スタッフ ニュース】
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 建設業労働災害防止協会(錢高一善会長)は7月4日、建設事業者や現場所長・担当者などを対象としたメンタルへルス相談窓口を設置し、相談業務をスタートさせた。建設業におけるメンタルヘルス対策を促進することが目的で、これから取り組む予定の企業などに向けて具体的な進め方やノウハウを提供する。

 想定している相談内容は、「事業場でメンタルへルス対策を導入したい」「建設現場でのメンタルへルス対策をどのように進めればよいか?」「建災防式健康KYと無記名ストレスチェックとは?」など。

 相談日は、毎週月曜日の午後1時~4時まで。建設業メンタルヘルス対策アドバイザーが対応し、相談料は無料(通話料は各自負担)としている。

 建災防では、近年メンタルヘルス対策を積極的に推進しており、今年3月には労働安全衛生法改正によるメンタルヘルス対策強化の動きを受けて、建設業特有の問題点と改善方法について示した報告書を取りまとめている。

 相談内容にある「建災防式健康KYと無記名ストレスチェック」は、ともに同報告書で推奨しているもので、実施手順やフォーマット、導入企業の事例などを紹介している。健康KYはメンタルへルス不調の予防に、無記名ストレスチェックは職場環境の改善に効果があるとした。

 相談ダイヤルはTEL03―3453―0974。

平成28年8月1日第2263号 掲載

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