【特集2】無人化施工で危険を回避 法面崩落箇所の安全対策発表 不測事態考えて入念な措置講じる/関東地方整備局 砂防関係工事安全施工研究発表会

2018.03.30 【安全スタッフ 特集】
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 関東地方整備局は2月9日、砂防関係工事安全施工研究発表会を開催した。土砂災害を防ぐための堰堤を山のなかに設置する工事は、厳しい自然条件のなかで危険と隣り合わせにある。崩落箇所での無人化施工の積極的な導入や〝バディ〟制度による作業員同士の安全確認、重機が入れない場所での重量物運搬の改善など、現場の工夫を共有した。

災害繰り返さぬよう対策を水平展開

 発表会は、利根川水系砂防安全対策協議会、富士川砂防安全対策協議会、渡良瀬川工事等安全協議会、日光砂防事務所安全対策協議会が、1996年に起こった土石流災害をきっかけに平成11年から毎年開催している。当時、新潟県と長野県の境にある蒲原沢で起きた土石流では、工事関係者14人が命を落としており、「悲劇を二度と繰り返さないように」との考えから関東整備局管内で行われた砂防堰堤工事の優秀な安全施工事例を共有している。

 砂防堰堤とは、…

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平成30年4月1日第2303号 掲載

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