過労死企業へ重点監督 違反なら職安紹介せず 厚労省

2015.10.15 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は11月1日~30日までの1カ月間、「過重労働解消キャンペーン」を行う。過重労働による過労死事案などで労災請求が行われた事業場に対し重点的な監督指導を実施する。法違反の是正が図られない場合は、ハローワークにおける職業紹介の対象としない。

 キャンペーン中の監督対象となるのは、長時間にわたる過重労働に従事させたことで過労死などの健康障害が発生し労災請求が行われた事業場、労働基準監督署やハローワークが受け付けた相談などから、離職率が極端に高いなどの「若者の『使い捨て』が疑われる企業」。

 監督指導の結果、法違反の是正が図られない場合は、是正が認められるまでハローワークでの職業紹介の対象にしない。また、重大・悪質な違反が発覚した場合は公表するとした。

 全国26カ所・計33回の集中セミナーを開催する予定で、労務担当責任者などを中心に幅広い参加を促していく方針だ。

平成27年10月15日第2244号 掲載

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