中小企業の平均妥結額 1300円増の1万2000円 経団連 25年労使交渉・最終集計

2025.09.03 【Web限定ニュース】
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▽大手との格差7000円強

 経団連の「2025年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(最終集計)」によると、従業員規模500人未満の企業366社の平均妥結額(加重平均)は1万1999円だった。前年結果の1万712円と比べて1287円増加した。賃上げ率は4.05%で、0.34ポイント伸びている。

 製造業については、妥結額1万2718円、賃上げ率4.57%だった。順に1708円増、0.48ポイント増となっている。非製造業は1万1006円(728円増)、4.35%(0.16ポイント増)で、額も伸び幅も製造業を下回っている。

 妥結額を規模別にみると、300~500人未満1万3065円、100~300人未満1万1313円、100人未満9892円だった。賃上げ率は同じ順に、4.67%、4.13%、3.78%。

 先に発表していた従業員500人以上の大企業における平均妥結額は、1万9195円だった。中小企業とは7196円の差が付いている。

 調査は17業種754社を対象に実施し、381社から回答を得ている。

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