溶接技術 指導者向けに育成方法示す 現場の動画作成を 神奈川県
2025.07.24
【労働新聞 ニュース】
「背中で覚える」から脱却
神奈川県は、若手育成に課題感を抱く溶接技術の指導責任者向けに、育成方法を示したモデルカリキュラムを作成した。人手不足の影響で、従来の「背中を見て覚える」時間の確保が難しくなっていることから、溶接作業動画の撮影・活用を求めた。カリキュラムは、現場が抱える課題に応じた3種類を用意した。たとえば熟練者の持つ技能を残しておきたい場合、テーマを細かく設定した撮影が有効だとした。溶けた金属(溶融池)の動きや溶接アーク音など、伝えたい内容に応じて撮影するよう促している。…
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令和7年8月4日第3507号4面 掲載