省力化への投資支援で新コース 大阪府・補助金
2025.06.18
【労働新聞 ニュース】
大阪府は、中小企業の人手不足解消や新事業展開を後押しする補助金制度を拡充し、省力化投資など生産性向上への取組みを支援するコースを新設した。新コースでは、業務の効率化につながる機械を導入したり、職場改善に向けて専門家を利用した企業に対し、経費の2分の1、最大100万円を補助する。人手不足が顕著な建設業、運輸業、宿泊業、飲食サービス業の4業種には、上限額を50万円上乗せする。
同制度では、求人広告の掲載費用などを補助してきた。昨年度は300社への支援枠を設けていたが、それを超える1584社から申請があった。今年度は新コースを設立するとともに、支援枠を広げている。既存コースで400社、新コースで200社を対象としている。
令和7年6月16日第3501号4面 掲載