無理な工事条件が労災リスクに 修繕発注時の工期・予算に配慮求める 和気労基署

2023.08.10 【安全スタッフ ニュース】
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 岡山・和気労働基準監督署は、工場屋根の補修工事などで墜落・転落災害が増加していることを踏まえ、管内事業場へ工事発注時の安全対策に関する配慮を求めている。

 修繕工事などで「安くならないか?」と必要な安全対策の費用を惜しんだり、「早く工事を終えてほしい」と無理な工期が設定されることがあり、労働災害発生のリスクを高めると指摘。無理な条件を強いた場合には工事発注者も責任が問われる場合があるとして、適切な安全対策が講じられるような条件を設定するよう促した。

 業者に工事をお願いする際の確認事項として、「必要な安全措置を講じることができる」「作業の安全性を検討するうえで必要となる情報を提供している」「安全措置を講じるための必要な経費が計上されている」「無理のない工期が設定されている」と安全管理体制を見極めるポイントも示している。

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