『転落』の労働関連ニュース

2024.02.05 【労働新聞 ニュース】
死亡災害の漸増受け対策求める 池袋労基署

 東京・池袋労働基準監督署(高橋和彦署長)は、管内の労働災害による死亡者数が2021年に3人、22年に4人、23年に5人と増え続けていることを受け、事業者団体などに対策を要請した。  死亡災害の撲滅に向けて、①安全衛生管理体制の確立、②リスクアセスメントの実施、③機械設備の安全化、④適正な作業方法の確立、⑤安全教育の実施の5点の徹底を求め……[続きを読む]

2024.01.30 【労働新聞 ニュース】
安衛教育怠り建設業を送検 足立労基署

 東京・足立労働基準監督署(田中宏治署長)は、昨年5月に労働者が川に転落して溺死した労働災害に関連して、建設業の㈲マルマ(千葉県木更津市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで東京地検に書類送検した。  災害は、綾瀬川の護岸工事現場で発生した。死亡した労働者は、重機を川べりに運ぶために設置したコンクリート通路……[続きを読む]

2024.01.25 【安全スタッフ ニュース】
荷主企業との連携が不可欠 荷役中の死亡事故相次ぐ 四日市労基署

 三重・四日市労働基準監督署は、道路貨物運送業で死亡災害が2カ月連続で発生したことを受けて、事業場に荷役作業中の労働災害への注意を呼び掛けている。  災害はいずれも荷主先で起こったもので、昨年12月にはシート掛け中の作業者が突然倒れてきた荷の下敷きになって死亡。また、1月には荷台上でバランスを崩した作業者が落下して亡くなる災害が起こってい……[続きを読む]

2023.12.12 【安全スタッフ 特集】
【特集1】思いやりカメラで階段転落予防 「手すり持ち」を判定し注意喚起 行動訓練通じた指差呼称定着も/サントリープロダクツ羽生工場

 サントリープロダクツ㈱羽生工場(埼玉県羽生市)では、行動災害を防ぐための取組みが成果を上げている。「思いやりカメラ」は、階段昇降時に手すりに手が掛かっているかを判定し、声掛けで注意を喚起。作業前の指差呼称を定着するための安全行動訓練、発生した災害から類似災害防止対策を考える安全宣言、毎月テーマを変えた自覚教育教材の発信など、さまざまな施……[続きを読む]

2023.09.25 【安全スタッフ ニュース】
2tトラック以上は昇降設備を 規則改正控え運送業者に要請 福井労基署

 福井労働基準監督署は、荷役作業の労働災害防止を管内の運送事業者に要請した。今年10月からの労働安全衛生規則改正を踏まえたもので、最大積載量2トン以上のトラックに荷台への昇降設備設置、ヘルメットの着用が義務付けられたことを周知する内容。施行日が迫っているが、いまだ十分に実施されていない事業場が見られるという。  また、来年2月からは、テー……[続きを読む]

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