勤続意欲低下の2割が“未研修” 全求協調査

2023.04.19 【労働新聞 ニュース】
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 全国求人情報協会(鈴木孝二理事長)が2022年新卒者に対して入社半年後に実施した追跡調査によると、納得感を持って働き続ける姿勢や意欲が入社前より下がった新入社員のうち、2割が「研修を受けていない」と回答した。メンターなどの「指導担当者がいない」としたのは16%となっている。

 調査は大学卒・大学院卒の新入社員700人に実施し、入社直前の昨年3月時点、入社半年後の10~11月時点の2度に渡って回答を得ている。仕事理解、自己理解、キャリア積極性の3つの要素に関する回答を点数化し、納得感のある勤続につながる「初期キャリア獲得度指数」として算出した。入社前と半年後を比べて獲得度指数が下がった新入社員を分析すると、業務などについて相談できるメンターなどの「指導担当員がいなかった」は16.1%で、獲得度が上がった新入社員に比べ、10.7ポイント高くなっている。

令和5年4月17日第3397号3面 掲載

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