オフィス機器メーカーのマックス㈱は１月23日、「安全表示・人づくりコンテスト」の表彰式・交流会を開催した。災害発生場所に状況説明の大看板を設置した取組みや保護マスクの管理方法の周知、安全ストッパーの稼働状態の見える化など、製造現場で安全ルールや注意を伝えるアイデアが数多く集まった。交流会では、入賞企業が職場での安全表示づくりの効果、安全活動の進め方などを紹介するなど、課題解決に向けた情報交換が行われた。

表示づくりで安全意識を向上

交流会では安全表示の作り方や教育の進め方について情報交換が行われた

　安全表示づくりを通じて職場の安全意識向上につなげる「安全表示・人づくりコンテスト」は、今年度で５回目を迎え、製造業を中心に全国で賛同者が増えている。コンテストは、同社のラベルプリンタを使った作品アイデアとその背景にある安全活動を募集するもので、今年度は56企業64事業場から89作品が集まり、全国の安全担当者による予選投票と決勝投票を経て12作品を入賞作に選出した（最優秀賞１作品、優秀賞６作品、優良賞５作品）。

　交流会では、入賞企業から４社が安全活動事例を紹介した。…