経営事項審査の虚偽で営業停止 関東整備局

2023.02.27 【労働新聞 ニュース】
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 国土交通省関東地方整備局(廣瀬昌由局長)は、資格要件を満たさない者を監理技術者として配置し、経営事項審査でも技術職員名簿に記載したとして、水道機工㈱(東京都世田谷区)と関連会社の㈱水機テクノス(同)に建設業法第28条に基づく営業停止命令を出した。

 両社は必要な実務経験がないにもかかわらず、計106人に施工管理技士資格を取得させ、70人に監理技術者資格者証を申請させた。不正取得・申請のため、資格要件を満たさない者を監理技術者として221現場に配置し、専任技術者として23営業所に配置。今年4月11日から、それぞれ15日または22日間の営業停止を受けた。対象は機械器具設置業のうち公共工事にかかわる営業など。

 経営事項審査の技術職員名簿にも不正取得させた者の名前を記載し、虚偽の申請を行っている。これにより、公共工事に関して2月25日から45日間の営業停止を受けた。

 経営事項審査における虚偽申請は資格者の名義貸しや財務諸表にかかわるものが多い。

【令和5年2月10日命令】

令和5年2月27日第3390号4面 掲載

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