コロナ労災請求 昨年は10万件超 厚労省

2023.02.13 【労働新聞 ニュース】
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 昨年1年間の新型コロナウイルスの労災請求件数が、10万件を超えたことが厚生労働省のまとめにより分かった。一昨年に比べ、5倍以上増加している。

 昨年の新型コロナの労災請求件数は11万8152件で、一昨年の2万835件から大幅に増加した。支給件数は9万9756件で、こちらも一昨年の1万8516件から5倍以上増えている。

 月ごとの請求件数をみると、10月が2万4250件で最も多くなった。次いで9月が2万2513件、11月が1万5005件、12月が1万2324件となっている。

 支給件数も同様に、10月の2万69件が最多となった。11月の1万8044件、12月の1万5746件、9月の1万828件と続いている。昨年12月末時点の累計請求件数は14万1639件、支給件数は11万9788件だった。

令和5年2月13日第3388号2面 掲載

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