2労基署が別件で同時送検 休業116日の労災隠す 甲府労基署・岡谷労基署

2021.11.04 【労働新聞 ニュース】
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発注者が無資格運転告発

 山梨・甲府労働基準監督署(篠原敦署長)と長野・岡谷労働基準監督署(柴崎正彦署長)は、同じ建設業者をそれぞれ異なる労働安全衛生法違反の疑いで10月25日に書類送検した。山梨では代表取締役が自ら無資格の労働者に不整地運搬車の運転を指示し、発注者から告発された。長野では116日間の休業を要する労働災害が発生したにもかかわらず、労働者死傷病報告の提出を怠っている。各労基署は異なる端緒から個別に捜査へ着手したが、捜査を進めるなかで互いに同社を対象としていることを知り、同時に送検している。

 送検したのは、建設業の㈲小平建設(長野県茅野市)と同社代表取締役で、…

【令和3年10月25日送検】

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令和3年11月8日第3328号4面 掲載

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