【特集】名前で呼び合う現場に災害ない 協力会社間で不安全行動に声掛け 日揮の「IIF運動」

2011.10.01 【安全スタッフ 特集】
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 コミュニケーションは、最近現場でとくに重要視されるようになっている。パトロール者が「声掛け」を積極的に行い、作業者からの改善要望などを引き出し効果を上げているところも少なくないからだ。このコミュニケーションについて、さらに最新手法を現場に導入したのが日揮㈱だ。IIF(Incident&InjuryFree)というあまり耳慣れない手法を日本風にアレンジし“いいふれあい運動”として現場に導入した。元請けの所長も職長もそして作業者間で肩書きなしで名前を呼ぶことによって、他社の不安全行動にも気兼ねなく注意ができる雰囲気ができ、災害とは無縁になったという。日本版IIFを取材した。

日本的ネーミングの必要性

 パソコンで「IIF」と検索しても、この単語に到達するのは難しい。それほど日本では、ほとんどなじみのない言葉といえる。訳せば「事故とケガのない(現場)」といったところだろうか。

 そんな最新の手法・考え方を現場に導入したのが海外事業展開を多く手がける同社だ。イメージとしては、

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平成23年10月1日第2147号 掲載

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