精神障害で労災認定308件 処理期間の短縮が課題に 厚労省

2011.07.01 【安全スタッフ】
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請求件数とともに過去最多

 厚生労働省は平成22年度の「脳・心臓疾患および精神障害の労災補償状況」をまとめた。うつ病などの精神障害で、労災として支給認定した件数は308件(前年から74件増)で過去最多となった。また、労災請求件数も1181件(同45件増)で、これまでの統計上で最も多かった。

 業種別にみると、請求・支給決定件数ともに、製造業(207件・50件)、卸小売業(198件・46件)、医療福祉業(170件・41件)が上位となっている。

 請求件数の増加について厚労省は、「経済情勢が厳しいなかで労働者のストレスが増えていることに加え、精神障害が労災の対象になることが以前よりも認知されつつあるのではないか」としている。

 厚労省では、精神障害の労災請求増加に対応するため、平均9カ月ほどかかっている処理期間を短縮する方向で検討中。

 心理的な負荷の強さとして残業時間をどう評価するか、複数の出来事が重複した場合の評価方法などを議論しており、今後、労災認定の迅速化を図っていく方針だ。

平成23年7月1日第2141号 掲載

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