違法エレベーターの撲滅へ 疑わしい場合は通報を 転落死亡事故受け緊急点検 国交省

2012.07.15 【安全スタッフ ニュース】
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 国土交通省は、今年4月に埼玉県内の工場で発生した従業員の死亡事故を受け、事故の発生したエレベーターと同種の装置を使っている工場への緊急点検を開始した。事故はかごが到着していない状態で扉を開けた従業員が搬路に転落したもので、建築基準法で求められている確認や検査、点検を行っていなかったことが判明している。今回の事故に限らず、工場や倉庫などに違法設置されたエレベーターは安全上の問題があることが少なくない。平成21年に姫路で起こった違法エレベーターの事故以来、積極的な通報を呼び掛けているが、通報があったうちの8割で違反が見つかり是正を指導したという。疑いのあるエレベーターを見つけた場合には、相談窓口などへ通報してもらいたいとしている。…

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平成24年7月15日第2166号 掲載

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