【送検事例】安全帯の使用状況監視怠る
2025.06.26
【安全スタッフ】
大阪・西野田労働基準監督署は、足場の組立ておよび解体工事業の会社と同社代表取締役を足場の組立て等作業主任者に法定の職務を行わせなかったとして安衛法違反容疑で大阪地検に書類送検した。塗装工事現場で労働者につり足場の解体作業を行わせるにあたり、安全帯および保護帽の使用状況を監視しなかった疑い。労働者が約4m下の川に墜落し、死亡する労働災害が起きている。(R7・5・13)
事件の概要
事故は今年2月26日、大阪市此花区にある塗装工事現場で発生した。被疑者である同社の代表取締役は労働者を指揮し、安全管理を行う責任者であるとともに、足場の組立て等作業主任者。同現場において労働者につり足場の解体作業をさせるにあたり、…
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2025年7月1日第2477号 掲載