【送検事例】スレートの踏み抜き防止怠る

2011.07.15 【安全スタッフ】
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 埼玉・行田労働基準監督署は、スレート屋根上での作業で歩み板を設けるなど危険防止措置を怠ったとして、塗装業の元請けと下請けの社長を安衛法違反容疑でさいたま地検熊谷支部へ書類送検した。労働者が倉庫の屋根の塗装作業をしていたところ、スレート屋根を踏み抜き地上約7mから墜落、脳挫傷で約1時間30分後に死亡するという事故が起きた。(H23・6・7)

事件の概要

 元請けの社長とその労働者、下請けの社長と労働者の4人で倉庫の屋根の塗装作業を行っていたところ、下請けの労働者がスレート屋根を踏み抜き、地上から約7mの高さから地面に墜落し死亡となる労働災害が起きた。

 行田労基署は、踏み抜きにより危険を及ぼすおそれがあったのにもかかわらず、歩み板を設けるなどの危険防止措置を怠ったとして、…

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平成23年7月15日第2142号 掲載

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