【能率維持・定着促進へ カスハラからの防衛術】第2回 深刻な被害の実態 労働者の1割が経験済 打合せ場所など社外でも/内藤 忍

2025.05.01 【労働新聞】
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 カスタマーハラスメントは、近年急速に顕在化してきた問題である。「顕在化」と書いたように、カスタマーなどの社外の第三者から、労働者を傷付けるような言動が急に多くなってきたわけではない。次第に問題として認識されるようになってきたということだ。ハラスメント全般の法が整備されたり、国や労働組合の調査により実態が明らかになってメディアなどで取り上げられることが多くなったりしたことが、背景として考えられる。

 日本においては、職場でのいじめ・嫌がらせについて、外来語である「ハラスメント」もしくは「パワーハラスメント」(和製英語)というキャッチーな名称を用いることによって、言葉としては広く知られるようになった良い面がある。一方で、語源である英語の「harass」の意味(嫌がらせをする、苦しめる、困らせる、しつこく悩ます)をあまり理解しないまま、…

筆者:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 副主任研究員 内藤 忍

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令和7年5月12日第3496号6面 掲載
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