【現場ゼロ災のための安全文化考】第22回 感心しない対策事例の検証

2012.11.15 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

エラーを掘り起こす

 災害が発生すると、再発防止対策を検討します。しかし多くの組織では、災害の直前の不安全な行動や状態にばかり目を奪われて、その対策に夢中になっています。その不安全行動・状態の防止でよいのでしょうか?行動や状態はさまざまな形で発生し、そのどれかが災害の結果としてあることを忘れています。

 直前の不安全行動や不安全状態防止のみでは、次の災害は防止できません。なぜ、次に起こるかもしれないエラーを予測しないのでしょう。「事故事象の連鎖」で述べたように災害は単一のエラーや不安全な事象だけでは発生しません。その作業で起こりうるエラーをこれでもかというくらい掘り起こして、その対策をたてる必要があります。上っ面の対策など災害防止には、ほとんど期待できないのだと認識しましょう。…

執筆:中込労務安全事務所 建設業労働災害防止協会 セーフティ エキスパート 中込 平一郎

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成24年11月15日第2174号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。