『均衡待遇』の労働関連ニュース

2020.11.13 【労働新聞 ニュース】
最高裁判決交え解説 同一労働同一賃金訴訟で 中労委・セミナー

 中央労働委員会は千葉大学と共催で、関東地区の労使関係セミナーを千葉県千葉市内で開いた。基調講演には千葉大学の皆川宏之教授が登壇し、同一労働同一賃金と均衡待遇の問題について、10月に出た5つの最高裁判決を交え解説した。  皆川教授は手当を「職務関連」と「生活保障関連」の2つに分類し、皆勤手当や…[続きを読む]

2020.07.22 【労働新聞 ニュース】
説明準備済みは76% 中小500社が自主点検 岐阜労働局・同一賃金対応状況

 岐阜労働局(畑俊一局長)は、同一労働同一賃金に関する自主点検結果を発表した。管内の労働者数101~300人の事業者に対して点検票を郵送し、514社の回答を得ている。  短時間・有期雇用労働者がいる事業者は全体の98%に上った。正社員には支給しているが、短時間・有期雇用労働者には支給していない手当がある事業者は65%だった。  一方、…[続きを読む]

2019.07.10 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】待遇強化か賃金体系修正か 先駆例で道分かれる

中小は進捗度の差大きい  賃金制度を改定するに当たり、一部の企業では他社に先駆けて「同一労働同一賃金」への対応を始めている。セオリーどおり有期雇用者にも既存の諸手当などを支給するケースだけでなく、有期雇用者まで対象に含めることを前提とし、全社的に賃金体系を見直す企業も現れた。非正規の待遇強化か、体系自体の修正か、2つのアプローチからの選択……[続きを読む]

2019.05.16 【労働新聞 ニュース】
同一労働同一賃金 7業界にマニュアル作成 社員タイプの把握を 厚労省・導入支援へ

基本給、賞与でアドバイス  厚生労働省は、非正規労働者を多く雇用している7つの業界に向けて、同一労働同一賃金導入マニュアルを作成した。現状の社員タイプを把握・整理したうえ、比較対象者の選定、待遇差の有無、均衡待遇か均等待遇の判断、具体的な是正策の実施などをアドバイスしている。賞与支給を、業績に対する功労報償と位置付け、実績を支給基準にして……[続きを読む]

2018.10.15 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】派遣の賃金 水準上積み忘れず

厚労省案実現ならあくまで最賃の認識を  厚労省が示した派遣労働者の賃金(案)。「SE」1566円、「プログラマー」1160円などとあり、派遣元事業者が労使協定で賃金を決める際の指標という位置付けだ。それは同時に最低賃金でもあり、同案が最終的に実現した場合、その水準を「下回らなければ良い」とする発想は慎みたい。派遣労働者の「処遇改善」が所期……[続きを読む]

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