『有機溶剤』の労働関連ニュース

2018.07.31 【労働新聞】
化学物質過敏症 約2千万円賠償を命令 安全配慮義務違反で 東京地裁

排気装置設置など怠る 局所排気装置などがないなかで有機溶剤を使用し化学物質過敏症になったとして花王㈱(東京都中央区)の和歌山工場の元労働者が起こした訴訟で、東京地方裁判所(梅本圭一郎裁判長)は、同社の安全配慮義務違反を認め、約1995万円の支払いを命じた。有機ガス用防毒マスクを支給していなかったほか、法律上必要な作業環境測定も怠っていた。……[続きを読む]

2016.07.02 【安全スタッフ】
福井の膀胱がん発症 長期間皮膚から吸収 厚労省が最終報告

 厚生労働省は、福井の化学工場でオルト-トルイジンなどの芳香族アミンを取り扱う作業に従事する労働者5人が膀胱がんを発症した問題で、内側がオルト-トルイジンに汚染されたゴム手袋を通じて「長期間にわたり労働者の皮膚から吸収(経皮ばく露)していたことが示唆された」とする最終報告書を発表した。 調査手法は、労働者への聞取りと、同工場で労働者に保護……[続きを読む]

2015.10.15 【安全スタッフ】
「教育受けてない」が約2割 非正規労働者へ配慮不足を指摘 製造業の有害業務で 厚労省調査

 厚生労働省は、平成26年労働安全衛生調査(労働環境調査)を取りまとめた。有機溶剤業務や粉じん作業などの有害業務に従事した際に、人体に及ぼす作用・取扱上の注意などについて「教育または説明を受けたことがない」労働者の割合が、製造業で約2割、建設業で1割強に上ることが分かった。非正規労働者に対する安全衛生教育が不十分な実態が背景にあるとみて「……[続きを読む]

2014.11.01 【安全スタッフ】
全800社に立入指導へ 化学物質取扱いで重点監督 滋賀労働局

 滋賀労働局(野田律局長)は、県内すべての化学物質取扱事業場に立入調査を行う方針である。今年度からの5年間で約800事業場を訪問指導するとした。全印刷業へ通信調査を行ったところ、8割を超える事業場で法令違反が疑われる結果が出ている。 滋賀県では、化学物質による休業4日以上の労働災害が過去3年間で24件発生している。作業手順を誤って苛性ソー……[続きを読む]

2014.05.15 【安全スタッフ】
化学物質 違法性高い事業場を重点 前例ない事案に早期対応 胆管がん問題で監督強化 厚労省

 厚生労働省は、印刷業で相次ぐ発症が発覚した胆管がん問題を踏まえ、有機溶剤などの化学物質を使用する事業場への計画的な指導を行うよう全国の労働局に指示した。「労働衛生対策の推進に係る基本方針」として示したもので、労働局が中長期的な計画のもと有害業務の情報を収集。法違反のおそれがある事業場には監督指導や個別指導、自主点検などを実施する。胆管が……[続きを読む]

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