前年度比7.2%減に 今年度の人材ビジネス市場 矢野経済研究所

2020.10.27 【労働新聞 ニュース】
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 今年度の国内の人材ビジネス市場は6兆5098億円と、前年度比で7.2%減少する見込みであることが、民間調査機関の㈱矢野経済研究所がまとめたレポートにより分かった。

 人材派遣業、人材紹介業、再就職支援業の市場を調査したもので、新型コロナウイルスの影響による経済悪化を受け、人材派遣業と人材紹介業は市場が縮小するとした。3月頃から徐々に業績へのマイナス影響が出始め、緊急事態宣言が出された4~5月を底に、6月以降は回復基調にあるものの、感染拡大前と同水準には届いていない事業者が多いとしている。

 一方、再就職支援業は業績悪化によって早期・希望退職を実施する企業の増加が予想されるとして、市場の拡大を見込んでいる。

 人材ビジネス業界の市場規模は2015年度の4兆2709億円から19年度7兆128億円と、近年拡大傾向にあった。

令和2年10月26日第3278号3面 掲載

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