欠勤でも出勤扱い 地震時に特別休暇活用 KDL

2018.07.04 【労働新聞 ニュース】
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 6月18日の朝に関西圏で発生した「大阪北部地震」の影響で通勤困難者が多く発生するなか、IT業の神戸デジタル・ラボ(=KDL、兵庫県神戸市、永吉一郎代表取締役)では、一昨年に導入した「有事の特別休暇」制度を活用して、社員の安全確保につなげた。

 災害発生時に出勤できなかった場合に欠勤扱いとしない、出勤した場合や在宅勤務をした場合は休日労働をした扱いとして休日手当を支給する――のが制度の内容で、一昨年、大型台風が接近した際に社内でこのように取り扱うと決めていた。

 今回のケースでは、全社員の9割が出社を見合わせた。このうち一部の社員は、在宅勤務で仕事をしていたという。残る1割は、既に出社していたなどの理由で、通常どおり働いた。

平成30年7月2日第3167号3面 掲載

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