子育て応援企業紹介 男性の育児参加へ手引き 福岡県

2016.04.29 【労働新聞】

 福岡県は、男女がともに子育てをしながら働き続けることができる環境を整えていくため、「イクボス・イクメンHand Book」を作成した。同県における男性の育児休業取得率が0.6%と、全国平均(2.02%)と比べ低い状況を改善するのが狙い。男性の育児参加に特化した企業事例集の作成は同県では初めて。

 ①育児休業を取得しやすい環境、②円滑な職場復帰に向けたサポート、③子育て中の短時間勤務――など5つの観点から仕事と育児の両立を支援している「子育て応援宣言企業」26社を紹介。「ハローパパ休暇」や「子供職場参観日」など企業の具体的な制度内容を掲載している。

 イクボス・イクメンの拡大に向けたプロセスを計画・導入・実践と3つの段階に分けて解説しているのも1つの特色。付属のプランニングシートに現状の課題や将来のビジョンなどを記入していくことを通して男性の育児参加を促す環境整備に役立ててもらう。

 同時に発刊した若者向けの「仕事と子育ての両立応援企業就活ガイド」では、「子育て応援宣言企業」100社を紹介しているほか、ワーク・ライフ・バランスを実現できる企業選びのポイントも解説。首都圏や関西圏の大学にも配布することにより、UIJターンを含めた同県内への就職・定着を促進していきたい考え。

 同県の「子育て応援宣言企業」は平成28年3月末時点で、5407社に達しており、28年度末までに6000社をめざすとしている。

掲載 : 労働新聞 平成28年4月25日第3062号3面

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