囲い設置せず 産廃業者送検 高岡労基署

2015.08.17 【労働新聞 ニュース】
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 富山・高岡労働基準監督署(飯澤聡署長)は、ベルトコンベヤーのプーリーに囲いを設置していなかった産業廃棄物処理業を営む北陸ポートサービス㈱(富山県富山市)と同社取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置)違反の容疑で富山地検高岡支部に書類送検した。同社労働者がコンベヤーに巻き込まれて死亡する労働災害が発生している。

 被災者は今年2月、コンベヤーの清掃作業に従事していた際、誤ってプーリーに巻き込まれた。プーリーには囲いがなく、機械の非常停止装置も設置していなかった。

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平成27年8月17日第3029号3面 掲載

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