事業進捗まで伝達 産業医との連携方法紹介 東基連・衛生管理者協議会

2024.03.18 【労働新聞 ニュース】
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 東京都内の企業の衛生管理者をメンバーとする東京労働基準協会連合会の衛生管理者協議会(神津進会長)は3月6日、産業医と衛生管理者の連携方法などを学ぶ研修会を開いた。講師として、産業医と衛生管理者の計2人が登壇している。

 産業医の東川麻子医師(写真)は、産業医には従業員の健康状態だけではなく、製品開発などの事業の進捗状況まで伝える必要性を強調した。健康管理に直接関係ないと思える情報であっても、新製品の開発に向けて業務が多忙になっている状況を把握できるなど、産業医の参考になると話している。

 総合エンジニアリング企業の日鉄テックスエンジ㈱で衛生管理者を務める福山雄斗氏は、産業医にすべてを丸投げせず、社内の課題を抽出しておくことを勧めた。「産業医の意見をいかに現場の実態に合わせたものにできるかが、衛生管理者の腕の見せ所」と話した。

令和6年3月18日第3441号3面 掲載

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