孤立労働者の発見が重要に 厚労省研究会で意見

2023.05.12 【安全スタッフ ニュース】
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 テレワークの悪影響を抑制するためには、コミュニケーションツールの活用支援や、孤立している労働者の発見とフォローなどが重要――厚生労働省の新しい時代の働き方に関する研究会で、テレワークの光と影について構成員が提出資料で示した。

 それによると、テレワークのネガティブな影響として、コロナ禍の個別研究でテレワークをしているほどワーク・エンゲイジメントの低下、バーンアウトなどが見られるとした。悪影響の背景には、「働きぶりに対するフィードバックが得られにくい」「 自分の期待される役割が分かりにくい(役割曖昧性)」「周囲からの支援が減りやすい(ソーシャルサポート)」などがあると分析。

 自律性を下げるような監視は禁物とする一方で、放置すると孤立につながることも問題として、コミュニケーションツールの活用支援、面談や会議の短時間・高頻度での実施、孤立している労働者の発見とフォローなど、悪影響を抑制する取組みが重要ではないかと問題提起している。

2023年5月15日第2426号 掲載

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