同一事案で3度目敗訴 従業員の退職めぐる裁判 知財高裁

2021.07.20 【労働新聞】
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 まつげエクステンションの専門店を都内に展開する㈱リリーラッシュが起こした、従業員の退職をめぐる裁判で、知的財産高等裁判所は、同社の請求を棄却した。同社は同じ事案に対し、異なる訴訟を3つ提起しているが、現在すべてで敗訴している。

 1つ目の裁判は従業員が退職後に顧客カルテを不正に持ち出し、近隣の店舗に転職したのは、競業避止義務違反に当たると訴えたもの。こちらは令和2年1月に上告棄却となり、敗訴が確定している。2つ目は元従業員を違法に引き抜いたとして、転職先企業を訴えたが、こちらも3年4月に東京高裁が控訴を棄却し、判決が確定している。

 今回は顧客カルテを持ち出したのは不正競争防止法に違反するとして、損害賠償と行為差止めを求めたが、秘密管理性を欠いているとして、請求棄却となった。同社は従業員の私用のスマートフォンを使い、顧客カルテをグループチャットで共有していた。

令和3年7月26日第3314号3面 掲載

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