『競業避止義務』の労働関連ニュース

2021.07.20 【労働新聞 ニュース】
同一事案で3度目敗訴 従業員の退職めぐる裁判 知財高裁

 まつげエクステンションの専門店を都内に展開する㈱リリーラッシュが起こした、従業員の退職をめぐる裁判で、知的財産高等裁判所は、同社の請求を棄却した。同社は同じ事案に対し、異なる訴訟を3つ提起しているが、現在すべてで敗訴している。  1つ目の裁判は従業員が退職後に顧客カルテを不正に持ち出し、近隣の店舗に転職したのは、競業避止義務違反に当たる……[続きを読む]

2019.09.18 【労働新聞 ニュース】
競業避止義務に違反せず 誓約書を厳格解釈 知財高裁

営業秘密管理で不備指摘  東京・国分寺市内でまつげエクステンション専門店を営業する㈱リリー・ラッシュが、同市内の別の会社の店舗で元従業員が顧客のカルテを使用し働いているのは競業避止義務違反として訴えた裁判で、知的財産高等裁判所(鶴岡稔彦裁判長)は同社の請求を棄却した。両者は入社時に「退職後2年は在職中に知り得た秘密情報を利用して、同市内で……[続きを読む]

2018.01.09 【労働新聞 ニュース】
退職者に秘密情報廃棄を命令 不審な操作でコピー 競業会社の事業に協力 大阪地裁

 懲戒解雇した労働者が製品の原料リストなどのデータを競業会社に持ち込んだとして、大明化学工業㈱(長野県上伊那郡南箕輪村、195人)がデータの廃棄などを求めた裁判で、大阪地方裁判所(森崎英二裁判長)は元労働者に廃棄を命じる判決を下した。元労働者がLANケーブルを抜くなど不審なPC操作で私物にデータをコピーしていたことや、懲戒解雇後に競業会社……[続きを読む]

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