【フォーカス】中田製作所/親子参観で新卒の離職防止 「親が持つ不安」解消へ

2021.06.24 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
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メンター制度なども推進

 精密部品加工の㈱中田製作所(大阪府八尾市、中田寛代表取締役社長、36人)は、新入社員の職場定着に向けて独自の「親子参観」に取り組んでいる。新人は事前のジョブローテーションで社内の様ざまな業務を覚え、参観日には親に対して自社の事業内容や工場設備について説明を行う。親に対して積極的に社内を公開することで、「知名度の低い会社に子供が就職したことへの不安感」の解消もめざしている。「メンター制度」も用意し、先輩社員が毎日5分の対話時間を設けて日々の不安を取り除こうとしている。一連の取組み開始後は、新入社員の離職者が大きく減少している。…

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令和3年7月5日第3311号15面 掲載

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