『職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―』の連載記事

2025.06.10 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第50回 ルーター(木材加工用機械) 逆に動かすとキックバックが NEW

 ルーターは、面取り・ホゾつくり・溝切り・切断などさまざまな切削加工ができる機械で、ビット(先端工具)をモーターで回転させて木材を削ります。高さが上下する機能により、ビットの高さを調節して彫り込む深さを変化させます。丸のこのように平行になる定規が付いているので、直線の溝を彫ることができます。同じような加工ができる電動切削工具の「トリマー」……[続きを読む]

2025.05.27 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第49回 面取り盤(木材加工用機械) 回転刃に巻き込まれる危険が

 面取り盤は、回転する1本の垂直主軸とテーブルからなり、主として加工材の端面(テーブルの角や小物の角など)を丸くしたり、飾りのような凹凸をつけ付加的に装飾的な面加工を施す機械で、ルーターとともに家具などの加飾的な付加加工を行います。冶具と刃物の組合せによって直線平削り、曲線平削り、直線成形削り、曲線成形削りなどを行います。  「面取り盤の……[続きを読む]

2025.05.12 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第48回 手押しかんな盤(木材加工用機械) 回転刃で裂傷の危険が

 かんな盤には、基準面をつくる手押しかんな盤、厚みを決める自動一面・二面・三面・四面かんな盤、手かんなの切削機構と、同じ様式で仕上げる超仕上げかんな盤などがあります。手押しかんな盤は、鋸(のこ)びきを施した面の仕上げに用いるもので、2~8枚のかんな刃を軸の周囲に取り付けて高速回転させ、それに材料を送り込んで面加工を行います。材料を定盤の上……[続きを読む]

2025.04.25 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第47回 帯のこ盤(木材加工用機械) 歯に接触して死亡災害も

 帯のこ盤は、両端のない環状の帯のこを用いて木材を切断する機械で、木工用と金属切断用があり、縦型帯のこ盤は木材用に横型帯のこ盤は金属切断用に多く使用されています。小型の卓上型と大型のものがあり、鉄鋼、鋳物切断、金型製作、板金、ゴム、布、プラスチック、合成樹脂、皮革製品の加工に適しています。  加工物を動力または手動によって車上で送り、主と……[続きを読む]

2025.04.10 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第46回 丸のこ盤(木材加工用機械) 反ぱつによる災害が多発

 製材用丸のこ盤とは、主として製材品を作るためテーブルの中央の隙間にのぞかせた、丸のこを回転させて木材を縦びき、または横びきする木材加工用丸のこ盤をいい、主なものにはテーブル式・移動テーブル式・振子式丸のこ盤があります。本稿では、テーブル式丸のこ盤をとりあげます。  丸のこ盤は回転する円盤状の刃により加工するため、真っ直ぐ切断でき、帯のこ……[続きを読む]

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