『裁判例が語る安全衛生最新事情』の連載記事

2020.09.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第352回 (公財)後藤報恩会ほか事件② 地位の違い踏まえ違法な退職勧奨に 名古屋高裁平成30年9月13日判決

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、Y1法人が設置運営する美術館に学芸員として勤務していたが、人事担当Y2、経理担当Y3、および、美術館長Y4からパワハラを受けて退職を求められたという事案である。Y2とY3は、Y1法人の前代表理事の実子であり、Y4は前代表理事の実弟である。  原告Xは、平成27年4月1日から本件美術館での勤務を開始した。Xは、平……[続きを読む]

2020.08.27 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第351回 (公財)後藤報恩会ほか事件① 勤務態度の注意に違法性認めず 名古屋地裁平成29年9月28日判決

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、Y1法人が設置運営する美術館に学芸員として勤務していたが、人事担当Y2、経理担当Y3、および、美術館長Y4からパワハラを受けて退職を求められたという事案である。Y2とY3は、Y1法人の前代表理事の実子であり、Y4は前代表理事の実弟である。  原告Xは、平成26年12月11日の面接の結果、美術館の職員として採用さ……[続きを読む]

2020.08.11 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第350回 日本総合住生活ほか事件② 二丁掛け指示せず墜落で過失5割に 東京高裁平成30年4月26日判決

Ⅰ 事件の概要  被災者である原告X1は植木職人であり、Y3社に雇用されていた。原告X2はX1の妻である。独立行政法人都市再生機構(UR)は、団地内の植物管理工事をY1社に請負わせ、Y1社はY2社に下請発注し、Y2社はY3社に孫請発注していた。Y4は、Y3社の代表者である。  X1は公団団地の維持管理業務として、樹木伐採や剪定作業をしてい……[続きを読む]

2020.07.27 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第349回 日本総合住生活ほか事件① 墜落事故は指導不足が原因と高額賠償 東京地裁平成28年9月12日判決

Ⅰ 事件の概要  被災者である原告X1は植木職人であり、Y3社に雇用されていた。原告X2はその妻である。独立行政法人都市再生機構(UR)は、UR団地内の植物管理工事をY1社に請負わせ、Y1社はY2社に下請発注し、Y2社はY3社に孫請発注していた。Y4は、Y3社の代表者である。  X1は公団団地の維持管理業務として、樹木伐採や剪定作業をして……[続きを読む]

2020.07.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第348回 研修所転落事件 バルコニーの瑕疵による責任認めず 東京地裁平成29年8月28日判決

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、勤務先の会社の1泊2日の研修で、被告Y健康保険組合が所有・占有する保養所に宿泊していたが、宴会で飲酒した後、3階の客室の窓の外に避難用に設けられたバルコニーに立ち入り、バルコニーの手すりの開口部(本件空洞部分)から誤って、2階客室のバルコニーの前にあるテラス部分のタイル面に転落し、左踝骨骨折、左肩打撲、両膝打撲……[続きを読む]

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