『裁判例が語る安全衛生最新事情』の連載記事

2022.06.28 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第395回 岡本土木・日鉄パイプライン等事件 重大な過失を認め損害額6割相殺 福岡地裁小倉支部令和3年6月11日判決 NEW

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、総合建設請負業を行う被告Y1社の従業員である。Y1社は、元請業者であるY2社からガス管敷設工事を請負い、Xは現場監督をしていたが、バックホーでつり上げた鋼矢板が落下して、倒れてXの頭部に落下して、Xは、第1ないし第3の胸椎椎体骨骨折の障害を負い、その後、障害等級で第10級の20に該当する後遺障害の認定を受けた。……[続きを読む]

2022.06.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第394回 社会福祉法人Y保育園事件 不祥事の負荷で心理支援足りず責任 長崎地裁令和3年1月19日判決

Ⅰ 事件の概要  被告は、保育園を経営するY社会福祉法人である。原告X1~X3は、亡Aの夫と2人の子らである。  亡AはY法人に保育士として、平成28年度は3歳児クラスを、平成29年度には0歳児クラスを担当して勤務していたが、平成28年3月に、いわゆる虐待騒動が起こった。すなわち、平成28年3月23日、保育園の保護者、元保護者らが、帰宅途……[続きを読む]

2022.05.27 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第393回 熊本県立高校事件 心理検査伝えず安全配慮義務違反 福岡高裁令和2年7月14日判決

事件の概要  被告Yは県である。  亡AはY県の設置する高等学校に入学して平成25年4月に学生寮に入寮していたが、同じ寮に入寮していたBらからのいじめを受けて、平成25年8月17日に自宅で自殺した。相続人X1は母、相続人X2、X3は兄弟姉妹の2人(父は、平成26年7月に死亡し、相続人は母X1と兄弟姉妹のX2、X3であった)である。  原告……[続きを読む]

2022.05.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第392回 株式会社まつりほか事件 過労死で名目的な代表の責任認める 東京地裁令和3年4月28日判決

事件の概要  亡Aは、飲食店を営むY1社に勤務し、レストラン「祭」の調理長をしていたが、過労のため平成26年3月23日に自宅で不整脈を発症し、翌日死亡した。  原告X1は亡Aの配偶者、原告X2は亡Aの子(長女)である。  被告Y2は、Y1社の代表取締役であるが、全く出勤することはなく、経営には関与していないが、実質的な経営者であるBから依……[続きを読む]

2022.04.26 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第391回 京都建設アスベスト上告審事件 予見できず建材メーカーの責任棄却 最高裁第一小令和3年5月17日判決

Ⅰ 事件の概要  建設アスベスト事件の上告審判決は、令和3年5月17日に都合4件がいっせいに言い渡された。すなわち、神奈川建設アスベスト事件(第1陣)、東京建設アスベスト事件(第1陣)、京都建設アスベスト事件(第1陣)、大阪建設アスベスト事件(第1陣)のそれぞれの上告審判決である。ここでは、そのうちの京都第1陣事件判決について紹介する。……[続きを読む]

連載名で検索する

年月アーカイブ

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。