『裁判例が語る安全衛生最新事情』の連載記事

2020.01.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第336回 共立メンテナンス事件 恫喝や揺さぶりにパワハラ行為認定 東京地裁平成30年7月30日判決

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、ホテルや飲食店を経営する被告Y1社に雇用され、平成20年4月1日から平成28年1月まで勤務した。その間、Xは、本社のホテル関係事業部、ホテル営業推進室、その後、現場のホテル勤務で、Aホテル、Bホテル、Cホテル、Dホテルを転々とし、平成26年6月に本社業務企画室の修繕・清掃チームに配属され、客室のメンテナンス業務……[続きを読む]

2019.12.26 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第335回 飲食店店長自殺事件 過労の是正措置怠り会社法上の責任 大阪地裁平成30年3月1日判決

Ⅰ 事件の概要  原告Xは亡Aの母親であり、唯一の相続人である。被告Y1社は、そば、うどんの飲食店を営む有限会社であり、3店舗を経営している。被告Y2社は経営者も実質は同じであり、同じくそば、うどんの飲食店を営む株式会社である。  Xは平成17年5月にY1社に入社して、調理師として勤務し、また、後にB店の店長として勤務した。  被告Y3は……[続きを読む]

2019.12.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第334回 大阪建設アスベスト第一陣控訴審事件② 危険性の警告表示義務違反認める 大阪高裁平成30年9月20日判決

Ⅰ 事件の概要  建築現場(屋内作業場)において建築物の新築、改修、解体作業などに従事した作業員らが建築作業に従事する際に、石綿含有建材から発生した石綿粉じんにばく露し、石綿関連疾患にり患したとして、被災者19人らおよびその相続人らが、被告国と建材メーカーである被告企業27社に対して賠償請求を求めた事案である。  今回は、被告企業らの責任……[続きを読む]

2019.11.26 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第333回 大阪建設アスベスト第一陣控訴審事件① 安衛法関係の規制権限不行使認める 大阪高裁平成30年9月20日判決

Ⅰ 事件の概要  建築現場(屋内作業場)において建築物の新築、改修、解体作業などに従事した作業員らが建築作業に従事する際に、石綿含有建材から発生した石綿粉じんにばく露し、石綿関連疾患(石綿肺、肺がん、中皮腫、びまん性胸膜肥厚)にり患したとして、被災者19人らおよびその相続人らが、被告国に対して国家賠償法1条1項の責任を、建材メーカー27社……[続きを読む]

2019.11.12 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第332回 ゆうちょ銀行パワハラ事件 指導の範囲でも安全配慮義務違反に 徳島地裁平成30年7月9日判決

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、亡Aの妻であり、唯一の相続人である。亡Aは、平成9年4月に、当時の郵政省に採用され、平成19年10月の郵政民営化に伴い当時の郵便局株式会社の従業員となり、平成23年4月から銀行部門であるY社の従業員となり、地域センターお客様サービス課で勤務した。平成25年7月1日付で貯金事務センターの貯金申込課主任となり、運行……[続きを読む]

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