『裁判例が語る安全衛生最新事情』の連載記事

2019.11.12 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第332回 ゆうちょ銀行パワハラ事件 指導の範囲でも安全配慮義務違反に 徳島地裁平成30年7月9日判決 NEW

Ⅰ 事件の概要  原告Xは、亡Aの妻であり、唯一の相続人である。亡Aは、平成9年4月に、当時の郵政省に採用され、平成19年10月の郵政民営化に伴い当時の郵便局株式会社の従業員となり、平成23年4月から銀行部門であるY社の従業員となり、地域センターお客様サービス課で勤務した。平成25年7月1日付で貯金事務センターの貯金申込課主任となり、運行……[続きを読む]

2019.10.29 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第331回 京都建設アスベスト控訴事件② 建材の業界シェアから企業責任判断 大阪高裁平成30年8月31日判決

Ⅰ 事件の概要  本件は、建築物の新築、改修、解体作業などに従事した建築作業従事者またはその相続人である原告ら27人が、その現場で使用された石綿含有建材から発生した石綿粉じんにばく露したことによって石綿関連疾患(石綿肺、肺がん、中皮腫、びまん性胸膜肥厚)にり患したとして、被告国と被告建材メーカー企業32社を訴えた事件であり、一審の京都地裁……[続きを読む]

2019.10.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第330回 京都建設アスベスト控訴事件① 警告表示の義務付け不行使に違法性 大阪高裁平成30年8月31日判決

Ⅰ 事件の概要  本件は、建築物の新築、改修、解体作業などに従事した建築作業従事者またはその相続人である原告ら27人が、その現場で使用された石綿含有建材から発生した石綿粉じんにばく露したことによって石綿関連疾患(石綿肺、肺がん、中皮腫、びまん性胸膜肥厚)にり患したとして、被告国と被告建材メーカー企業32社を訴えた事件であり、一審の京都地裁……[続きを読む]

2019.09.26 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第329回 建築工事会社営業職事件 パワハラの言動指導せず使用者責任 名古屋地裁平成29年12月5日判決

Ⅰ 事件の概要  被告Y1会社は、主として建築事業や賃貸物件の仲介事業、住宅のリフォーム事業を行う会社である。原告Xは平成24年1月に営業職として入社して、A支店で営業職として勤務していた。  被告Y2は、Y1社の従業員で平成25年2月以降、A支店の営業課長であり、Xの上司であった。Xは、平成25年2月以降、上司Y2から指導教育を受けるよ……[続きを読む]

2019.09.10 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第328回 住友ゴム工業事件 賠償請求へ消滅時効援用が権利濫用に 神戸地裁平成30年2月14日判決

Ⅰ 事件の概要  タイヤ製造を業とするY会社の工場に勤務していたX1ら7人の従業員(判決時には、このうち6人が死亡していたため、その相続人が22人となり、生存原告1人を合わせて23人となっている)が、退職後に製造工程で使われるタルクに含まれるアスベストなどの物質が原因で肺がんや中皮腫などが発症したとして、安全配慮義務違反によりY社に対して……[続きを読む]

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