災害の発生状況 　官庁施設の改修に伴う解体作業において、被災者がコンクリートブロック壁の解体材を片付けていたところ、近傍に位置し、直後に解体を予定していた別のコンクリートブロック壁が下がり落ち、被災者の手が挟まれ負傷した事故。 災害の発生原因 ・作業手順書には、コンクリートブロック壁は上段から下へ解体していくこと、下の縁は切らないことが規……[続きを読む]

災害の発生状況 　災害復旧のための測量作業に従事していた被災者が、自然斜面上で作業打合せを実施後、斜面を下り始めた際につまずき、約10.5ｍ下の歩道上へ転落し負傷した事故。 災害の発生原因 ・作業打合せを実施した斜面上へは、斜面背後から回り込む安全な進入ルートが設定されていたにもかかわらず、短時間の打合せだったため、擁壁階段、自然斜面を登……[続きを読む]

災害の発生状況 　重機監視員である被災者が測量機器を取るため、アスファルト舗装版の撤去作業中だったバックホウを停止させ、作業範囲内に立ち入ったところ、バックホウのバケットに抱えられ不安定な状態となっていた舗装版がずれ落ち、被災者の足に接触し負傷した事故。 災害の発生原因 ・バケットが地面についていたので問題ないと判断し、バケットに舗装版を……[続きを読む]

災害の発生状況 　仮囲い（高さ３ｍ）上部にて、墜落防止設備の親綱を設置していた被災者が、未結束の足場板上を歩行し、足元の足場板が傾斜したことによりバランスを崩し、地上へ墜落した事故。 災害の発生原因 ・立馬を利用し親綱を設置してから、足場板上に上がり足場板を固縛する手順を繰り返し指導していたが、遵守されていなかった。 ・被災者は、事故日以……[続きを読む]

災害の発生状況 　河川の護床ブロック脱型のため、側枠を解体したのち、クレーンでつり上げられたブロックの底枠を大ハンマーで叩いて剥がしていたところ、底枠が落下し、右足すねに接触、負傷した事例 災害の発生原因 ・事故以前から同様の方法にて脱型作業を実施しており、底枠落下の危険性を認識しておらず、危険予知・安全指示も行われていなかった。 ・先行……[続きを読む]