【社労士が教える労災認定の境界線】第187回 特別加入の一人親方が自宅前の駐車場で転倒

2015.01.15 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 Aさんは、有機溶剤を扱う塗装工事業者で、建設業の労災保険特別加入の一人親方である。被災当日は、就業先の現場がかなり遠かったため、冬の冷え込みが厳しくなるなか、早起きして準備を始めた。まず、自宅前の駐車場にある車両(ワンボックスカー)の後部に急いで荷物を積んだ後、車両を駐車場から前の道路に出した。次に、駐車場横の倉庫奥に立てかけてある、現場での塗装作業に使用する2連のハシゴ(長さ4m、重さ20kg)を車両屋根に取り付けようと持ち上げた。そのままの状態で駐車場内を3mほど移動したところ、通常と変わらない準備作業のはずなのに、寒さで体がかじかんでいたせいか、バランスを崩して左側を下に道路手前で倒れ、ハシゴの下敷きになった。…

執筆:一般社団法人SRアップ21 愛知会 鈴木孝一社会保険労務士・行政書士事務所 所長
鈴木 孝一

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平成27年1月15日第2226号 掲載

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