【ピックアップ調査資料】第49回勤労者短観調査(全国調査)(連合総研)
2025.07.24
【労働新聞】
北海道で家計赤字顕著に
過去1年間における家計の収支状況は、「赤字」が27.3%、「黒字」が29.7%だった。全国を9地域に分け、地域別に分析している。赤字と回答した割合が最も高かったのは北海道で、35.6%だった。東北が34.8%、中国が31.3%、九州が31.2%で続く。
1年前と比較した賃金収入の変動幅と物価上昇幅の差について、「賃金収入の増加幅は、物価上昇幅より大きい(賃金の増加幅>物価上昇幅)」と回答した割合は6.8%だった。昨年10月に行った前回調査(7.4%)から、0.6ポイント減少している。「賃金収入の増加幅は、物価上昇よりも小さい(賃金の増加幅<物価上昇幅)」と回答した割合は61.8%となっている。
地域別で「賃金の増加幅>物価上昇幅」と回答した割合が最も高かったのは中国で、9.6%だった。最も低いのは四国で、5.5%となっている。
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令和7年8月4日第3507号4面 掲載