【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第51回 フィンガージョイント製造機 SDSで使用前に確認
2025.06.26
【安全スタッフ】
フィンガージョイントは木材の強度を向上させ工学的に大径、幅広板を作る工法で、木材の欠点である腐れなどを除去した板または角材などの2個の木口端面をカッターなどによって手の指状(くさび状)に継手加工を施し、これを長さ方向にはめ合わせて接合して長尺材に再生します。
主に集成材加工ラインなどに採用され、自動化、無人化が進められています。端面や節の部分などを切断する木口切りカッター・継手加工を行うフィンガーカッター、継手部分に糊付する糊付ローラー、接合部分を配列・セットして圧縮プレスする3つの工程で構成され、この2つ以上の工程を、ローラーや送り装置で自動的に連続したものがフィンガージョイント製造機になります。
有機溶剤含有型接着剤を使用するとき、有機溶剤作業主任者(技能講習修了者)は、…
執筆:中山社会保険労務士事務所 中山 貞男
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2025年7月1日第2477号 掲載