【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第21回 役職定年制度② 学び直し機会提供を 年上部下とITギャップ/川嶋 英明

2025.06.05 【労働新聞】
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年齢から能力や役割に焦点移す

 前回は役職定年制度について、会社全体の労務や高齢者の就労意欲への影響を中心に解説したが、これらに加えて避けて通れない課題が、年下上司と年上部下の発生だ。

 この年下上司と年上部下に関しては、日本的雇用慣行とされた、年功序列的な人事制度が徐々に見直されていくなかで問題となることが多かった。なぜなら、年功序列的な人事制度では、年を重ねれば自然と役職も上がるため、上司は年上であることが普通だったのだが、それが崩れ始めたバブル崩壊から2000年代の不況時に導入が進んだ成果主義的な人事制度では、若い人でも役職に就けるようになった代わりに、それまで当たり前だった「上司は年上」という構図が崩れたからだ。これにより生まれた年下上司と年上部下は、双方で…

筆者:社会保険労務士川嶋事務所 代表 川嶋 英明

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令和7年6月9日第3500号13面 掲載
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