【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第48回 手押しかんな盤(木材加工用機械) 回転刃で裂傷の危険が
2025.05.12
【安全スタッフ】
かんな盤には、基準面をつくる手押しかんな盤、厚みを決める自動一面・二面・三面・四面かんな盤、手かんなの切削機構と、同じ様式で仕上げる超仕上げかんな盤などがあります。手押しかんな盤は、鋸(のこ)びきを施した面の仕上げに用いるもので、2~8枚のかんな刃を軸の周囲に取り付けて高速回転させ、それに材料を送り込んで面加工を行います。材料を定盤の上で軽く押さえつけ滑らせるだけで、簡単に木材を切削することができる木工機械で、加工する材料によって、かんな刃の切削角、刃数、送り速度などを適当に変えます。
前定盤と後定盤の間には段差があり、その間で高速回転するかんな刃の上を滑らせるように押し出すことで、表面を削って…
執筆:中山社会保険労務士事務所 中山 貞男
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2025年5月15日第2474号 掲載