【うんちく歳時記】第23回 暮れてまた夕映えなす冬紅葉

2011.12.01 【安全スタッフ】
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 間もなく立冬を迎えようとする日曜日、柄にもなく寺社めぐりを思い立ち、武州辺の寺を廻った後、青梅市の天寧寺へ足を延ばしました。ここは立派な山門を持ち、七堂伽藍を備えた曹洞禅寺で雲水の出入りも他の禅寺に比べて多いところです。

 関東地方では、鎌倉幕府の影響から禅宗は圧倒的に臨済宗建長寺派に属するものが多く、曹洞宗で七堂が備わっているのは稀といえます。創建当初は草庵程度の寺でしたが、やがて土地の豪族三田氏の後押しを得て、今に残る立派な寺院を建立するに至りました。

 三田氏といえば、武蔵野国勝沼を中心に栄えた豪族で、天寧寺のほかにも、海禅寺を寄進し、境内の大きなしだれ桜は、その寺にまつわる戦国秘話とともに有名でしたが、残念なことに放火で寺とともに消失してしまいました。

 さて、山門を潜り、鐘楼のわきを通って堂を結んでいる廊下を越えると、…

執筆:建設業労働災害防止協会 セーフティエキスパート 中込 平一郎

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平成23年12月1日第2151号 掲載

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