【送検事例】打ち抜き機の安全装置を未設置

2011.04.15 【安全スタッフ】
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埼玉・春日部労働基準監督署は、ビクトリア式打ち抜き機に安全装置を設けていなかったとして、紙加工品製造会社と同社専務取締役を安衛法違反の疑いで、さいたま地検に書類送検した。同社の労働者が打ち抜き作業をしていたところ、上体を挟まれ死亡したもの。同労基署によると、専務は「作業者がベテランなので、本人が注意してくれるだろうと思った」という。(H23・2・10)

事件の概要

 事故は、紙加工品製造会社の工場で発生。同社の労働者がビクトリア式打ち抜き機を使って打ち抜き作業をしていたところ、何らかの原因で機械の中に手を伸ばしたため、上体を挟まれて死亡する労働災害が起きた。

 ビクトリア式打ち抜き機は、紙やプラスチック類を加工するための機械で、面盤と呼ばれる可動する盤に乗せた材料が固定している垂直盤にプレスされる構造の機械。…

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平成23年4月15日第2136号 掲載

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