『解体業』の労働関連ニュース

2024.01.19 【労働新聞 ニュース】
解体現場総点検と安全対策要請 長岡労基署

 新潟・長岡労働基準監督署(寺嶋茂署長)は、昨年12月に長岡市内の解体工事現場で、作業中の労働者が死亡した災害を受けて、解体工事における安全対策の強化と安全総点検の実施を管内の労働基準協会や商工会など21団体に要請した。  労働者は解体用つかみ機のアームと解体中の建物の間に挟まれて死亡した。同労基署は「作業の機械化が進み、重機を使う機会が……[続きを読む]

2023.01.26 【労働新聞 ニュース】
風雪注意報で解体止めず 建設業者を書類送検 郡山労基署

壁倒壊し3人骨折の労災  福島・郡山労働基準監督署(宍戸敦署長)は、風雪注意報が出ているなか、コンクリート造の工作物解体作業を中止しなかったとして、建設業の㈱創新(同県郡山市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福島地検郡山支部に書類送検した。昨年2月21日、同社が下請として入場していた同市内の木……[続きを読む]

2023.01.24 【労働新聞 ニュース】
石綿の事前調査怠った業者送検 大阪中央労基署

 大阪中央労働基準監督署(山下茂署長)は、解体工事に当たり建物の石綿使用状況を調査しなかったとして、解体工事業の㈱BEST WORK―G(大阪府摂津市)と同社顧問を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。  昨年3月、通報を受けた同労基署が現場を確認。同社は設計図書がない建物の目視確認をせず、少……[続きを読む]

2022.12.12 【安全スタッフ ニュース】
工作物事前調査者を新設 石綿ばく露防止で 厚労省報告書

能力向上のため協議会設置へ  厚生労働省は「建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会」報告書を公表した。事前調査の充実・強化を図るため、新たに「工作物石綿事前調査者」(仮称)を設ける方針だ。教育内容は、工作物石綿事前調査に関する基礎知識や、石綿使用に係る工作物図面調査など合計11時間とする予定。講習修了者の能力向上などが課題……[続きを読む]

2022.12.08 【労働新聞 ニュース】
作業主任者を下請へ一任 足場解体作業で労災 川崎北労基署

自社から選任せず送検  神奈川・川崎北労働基準監督署(渋谷勇一署長)は、足場の組立て等作業主任者を選任していなかったとして、土木工事業の平尾化建㈱(大阪府豊中市)と同社座間営業所長を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の疑いで、横浜地検川崎支部に書類送検した。今年3月、同社が2次下請として施工していた現場で、4次下請の個人事業主が足場……[続きを読む]

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