『航空業』の労働関連ニュース

2025.05.28 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】使用者に差止め命じる 人格権侵害と評価

十分な休憩ない勤務で  使用者による休憩時間を付与しない勤務命令は労働者の人格権を違法に侵害するとして、差止めを命じる判決が出た(本紙5月19日号2面参照)。労働者の心身の健康維持を人格権として保護されるべき法益と判示している。休憩以外にも労働者の健康維持を目的とした規制は存在しており、判決の影響が気になるところだ。上級審の判断にも注目し……[続きを読む]

2025.05.15 【労働新聞 ニュース】
休憩時間 付与ない勤務へ差止命令 労基則例外に該当も 東京地裁

客室乗務員の訴え認める  ジェットスター・ジャパン㈱で客室乗務員(CA)として働く労働者35人が、休憩が十分に取れない勤務を不服とした裁判で、東京地方裁判所(髙瀬保守裁判長)は慰謝料計385万円の支払いと、休憩時間を付与しない勤務の差止めを命じた。CAの業務は労働基準法施行規則32条2項(別表)が定める例外に当たるとしたものの、休憩に相当……[続きを読む]

2025.04.16 【労働新聞 ニュース】
カスハラ指針を策定 BtoB対策も盛り込む 空港グランドハンドリング協会

 空港で地上支援業務を行う事業者を会員とする空港グランドハンドリング協会(服部茂会長)は、カスタマーハラスメント対策ガイドライン(指針)を策定した。昨夏に会員事業者の従業員約4万人を対象に行った実態調査の結果を基に、BtoBにおけるカスハラなどの業界特有の事例や対応のポイントを盛り込んでいる。  BtoBにおけるカスハラの行為者としては、……[続きを読む]

2024.12.17 【労働新聞 ニュース】
「勘違い」でのカスハラ最多 空ハン協調べ

 空港で地上支援業務を行う事業者を会員とする空港グランドハンドリング協会(服部茂会長=ANAエアポートサービス㈱代表取締役会長)は、会員企業の従業員に実施したカスタマーハラスメントに関する実態調査を取りまとめた。旅客へのサービス・インフォメーション業務に従事する従業員のうち、カスハラ被害を経験した2368人にそのきっかけを聞くと、「苦情者……[続きを読む]

2024.07.16 【労働新聞 ニュース】
安全の専門人材育成へ部署新設 成田空港

 成田国際空港㈱(千葉県成田市、田村明比古代表取締役社長)は、グランドハンドリング業務を行う事業者など、空港内で働く労働者の安全確保に向けて、安全計画の策定・運用を専門的に行う部署を新設した。  総合安全推進部内に、「安全推進グループ」を9人体制で設置。そのうち5人は専属とした。これまで推進部内の2部署が行っていた空港内の業者間の調整業務……[続きを読む]

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