『トラック運送』の労働関連ニュース

2024.07.10 【安全スタッフ ニュース】
25%で時間外上限超 当初の達成目標に届かず 全日本トラック協会調べ

 全日本トラック協会は、「トラック運送業界の働き方改革実現に向けたアクションプラン」達成状況を公表した。会員のトラック事業者に時間外労働時間の上限を超えるドライバーの有無を聞いたところ、25%以上の事業者が「いる」と答えていたことが分かった。当初達成目標に掲げた10%には届かなかった。  調査は今年1月に実施したもので、2023年10月時……[続きを読む]

2024.04.18 【労働新聞 ニュース】
運送業・健康起因事故 再検査の受診要求を 未然防止へ対策集 関東運輸局

発生件数が増加傾向で  関東運輸局(勝山潔局長)は、管内で増加傾向にある運転者の健康起因事故を削減するため、過去にトラック運送業で発生した事案に基づいた再発防止対策集を作成した。対策集では、健康診断で有所見が発覚した後に放置していることが健康起因事故につながっていると指摘。運転者には再検査の受診を強く促し、診断結果を提出させるなどの対応策……[続きを読む]

2024.01.31 【労働新聞 ニュース】
大型運転職7%伸び40万円台に 運輸労連・23年調査

 トラック運送業を中心に約500組合が加盟する運輸労連(成田幸隆中央執行委員長)の調査によると、昨年6月の男子大型運転職の賃金総額は加重平均で40万1799円だった。月間総労働時間が4.6時間伸びて215.1時間となったこともあり、前年比7.3%増と大幅に増加している。一方で同普通運転職の賃金総額は、3.8%減の35万7582円だった。総……[続きを読む]

2024.01.17 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】算定誤りのリスク大 不当利得は時効長く

賃金計算・規程に注意を  トラック運転者が退職後に未払い賃金の支払いを求めた裁判で、東京地方裁判所は賃金の算定誤りを認め、会社に600万円の支払いを命じた(=関連記事)。算定誤りによる未払い分は、会社の不当利得に当たるとして、6年分の請求を認容している。不当利得の消滅時効は賃金債権に比べ、1.5倍以上長い。給与計算や賃金規程の定め方には、……[続きを読む]

2024.01.12 【労働新聞 ニュース】
平均8%の引上げを 標準的な運賃改定へ提言 国交省・有識者会議

 国土交通省の有識者会議は、トラック運送業における標準的な運賃、標準運送約款の見直しに向けた提言をまとめた。ドライバーの労働条件の改善を目的として令和2年に告示した標準的な運賃の水準について、平均で約8%引き上げるよう求めている。国交省では、国交大臣の諮問機関である運輸審議会に諮ったうえで、早期の改正をめざすとしている。  改定値について……[続きを読む]

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