子育て支援に出産祝金10倍 日亜化学工業

2018.05.17 【労働新聞 ニュース】
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 子供が大学を卒業するまでに最大570万円を支給――日亜化学工業㈱(徳島県阿南市、小川裕義代表取締役社長)は今年度、社員の子育て支援策を大幅に拡充した。

 子が大学を卒業する22歳まで支給する家族手当は、昨年度まで子供1人につき一律月額1万円だったが、第3子以降は2万円に引き上げた。

 一時金である「出産祝金」は最大で50倍に。1出産1万円だった額を、1人目=10万円、2人目=20万円などとし、5人目以降=50万円とした。

 手当と一時金の合計額は、子1人当たり最低270万円、最高で570万円となる。同社は子育て期に差し掛かる社員が多いといい、「経営側から提案して拡充を決めた」とした。

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平成30年5月21日第3161号3面 掲載
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