6年度決算見込 過去最高の黒字 協会けんぽ
2025.07.28
【労働新聞 ニュース】
全国健康保険協会(協会けんぽ)の令和6年度の黒字額が、平成20年の設立以来過去最高となったことが分かった。協会けんぽが令和6年度の決算見込みで明かした。
6年度の収入は11兆8525億円、支出は11兆1939億円で、収支差は6586億円のプラスだった。支出は前年度から0.4%増加したものの、保険料収入が3.4%増と大きく伸びたのが影響した。これまでの黒字を積み上げた準備金残高は、法定の6.6倍に当たる5兆8662億円となっている。
被保険者1人当たりの平均標準報酬月額は30万9000円で前年度から1.6%伸びた。加入者数は3964万90000人だった。
令和7年8月4日第3507号2面 掲載