荷役災害ゼロへ集中対策 チェックリストで点検促す 栃木労働局
2023.12.08
【安全スタッフ ニュース】
栃木労働局は12月1日、荷役作業中の死亡災害増加を受けて、「荷役災害ゼロ60日運動」を開始した。今年3月以降、管内の陸上貨物運送業と製造業事業場などで荷役作業中に5件の死亡災害が発生。運動では、年末年始の繁忙期に集中的に災害防止に取り組むよう、チェックリストによる作業の点検を促している。確認点には、荷の積込み・積下ろしの作業手順の作成、荷主を含めた作業者との共有、荷崩れ防止のための措置、安全な荷役作業場所であることなどの注意点を示した。運動期間は来年1月末までで、同労働局が今年展開する声掛け運動と合わせて災害防止対策徹底を図っていく。
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