自動点呼でも管理者準備を 国交省

2022.12.07 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 国土交通省は、貨物・旅客自動車運送業者の運行管理者が行う点呼を補助するため、専用機器が乗務後の点呼を代わりに行う「自動点呼制度」の要項案をまとめた。運用上の遵守事項として、自動点呼機器が故障した場合に、運行管理者による対面点呼に切り替えられる体制を整えておくことを規定している。

 乗務後の点呼では、運転者からの報告や酒気帯びの確認、記録をするよう義務付けられている。自動点呼では、専用の機器が確認や記録作業を行う。運行管理者は直接点呼に立ち合う必要がないため、別の作業に時間を充てられるなど、業務負担の軽減が見込める。

 一方で要項では、自動点呼機器の故障や酒気帯びが検知された場合に備え、対面で確認できる体制を整備しなければならないとした。運行管理者は、運転者らの自動点呼の実施予定と結果を適宜確認し、点呼の未実施を防止しなければならないとも規定している。

令和4年12月5日第3379号3面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。